更に勉強し、未熟者ながらひとつの意見が固まりました。

sendではパラメータは「宛先」「ヘッダ（サブジェクト）」「本文」の３つのみ。
mb_send_mailであれば、パラメータは「宛先」「サブジェクト」「本文」「ヘッダ」「オプション」と並びます。


sendでは「ヘッダ」に記載されたccなどはメール表示に反映されても、その宛先にメールが送信されることは一切無いようです。
（PHPバージョンに関係なく）
その為、to以外にも同時にメールを送信するので有れば「宛先」にbcc分も追加するほかないかと。
（ただしPHPの古いバージョンだと、cc関係で問題があるらしく。）


mb_send_mailの場合には、第四パラメータの「ヘッダ」側にbccを指定すれば送信されます。
これはmb_send_mailの場合「サブジェクト」「ヘッダ」が明確に別れていて、「ヘッダ」記載宛先についてはメール送信も行われるためです。
（mb_send_mailでは、仕様的にヘッダ記載宛先への送信が謳われています。）
実際、mb_send_mailに書き換えて試験し、そのことを確認できました。
下記ルーチンでは「宛先」にはto分のみ記載してあり、サブジェクトも念のため純粋にタイトルのみにしてあります。
ヘッダ側にbcc指定してあるのですが、そのことでちゃんとメールが届きます。

// TXTメール送信を実行する（テスト用）
function sendMail2() {
$subject = "ご注文受付通知(mb_send_mail版test)";
$headers = "From: $this->from\nErrors-To: $this->error\nReturn-Path: $this->from\nBcc: $this->bcc";
$option = "-f" . $this->from;
// メール送信
$result = mb_send_mail($this->to,$subject,$this->body,$headers,$option);
if (PEAR::isError($result)) {
GC_Utils_Ex::gfPrintLog($result->getMessage());
GC_Utils_Ex::gfDebugLog($header);
return false;
}
return true;
}


今回v2系でmb_send_mailをやめてsendに変更したのは、バックエンド選択可能になるメリットからとのことでした。
今の勉強不足な私にはそのことの是非は判断できません。

ただ、今回の件だけで言えば、sendの第一パラメータがtoのみでbcc分が含まれていなかった事が原因だと思います。
v2.0.1を無修正で利用しているユーザーには、注文完了メールの管理者宛メールが届いている方は誰一人もいないと思えるのです。
大変に失礼ですが、開発陣のチェック環境でも一切届かないのではありませんか？